「どんな絵本なんだろう？」私がこの絵本に出会ったときの第一印象です。読んだことがある、一度は見かけたことがあるという方が多いのではないでしょうか？こちらの絵本「もこ もこ もこ」は、とっても不思議な１冊です。何度読んでも、よくわからないというのが、私個人の感想です（笑）でも、なんだか読みたくなる、読んでいると、いつも子どもと一緒に絵本の世界に引き込まれていってしまう絵本。やっぱり不思議な絵本「もこ もこ もこ」を、実際に読んでみて様々な面から紹介していきたいと思います！
我が子への絵本選びにはもちろん、保育園の先生方にもおすすめの１冊となっていますので、是非この記事を参考にしてみてください♡
「もこ もこ もこ」ってどんな絵本なの？
「もこ もこ もこ」は詩人谷川俊太郎さんと画家元永定正さんによって描かれた異色ながら傑作と言われ、１００万部を超えるロングセラー作品となり、多くの人から愛され続けている絵本となっています。フランス語や韓国語バージョンも出版されているほどの人気な絵本なんです。
はじまりは、真っ青な背景に「しーん」。次は、「もこ」。と地面の一部が膨れ上がり、「もこもこ」とさらに大きくなっていく。そのお隣には、「にょき」。と何かが生えてきます。、、、読み進める度に、何か不思議なことが起こっていきます。そして、最後は、またはじまりと同じ情景に。
不思議な絵と言葉のみのシンプルだけど、珍しい本当に不思議な１冊です！
「もこ もこ もこ」の魅力♡人気の秘密は？
①オノマトペで表現される言葉たち！
オノマトペとは、国語の授業で習ったことがあるような、、、擬態語、擬音語のことです。この絵本には、「しーん」「もこ」「にょき」「ぱちん」など、様々なオノマトペが出てきます。この言葉の響きに子どもたちは、面白さを感じ、絵本の世界に引き込まれていきます。我が家の次男が１歳のころに、初めて読み聞かせをしましたが、言葉に合わせてケラケラと笑うのが、とても印象的でした。正直なところ、私には面白さがあまりわからず、読んでいたのですが、子どもには惹かれる何かがきっとあるのだと感じたのを覚えています。何度も何度もリクエストされ、読んでいるうちに次男も覚えて、「もこっ」「ぱちん」と読み手と一緒に、喜びながら声を出していくようにもなりました。
②不思議な絵たち！
絵本のページをめくるたびに、描写には様々な変化があらわれます。色も描写もシンプルで、子どもたちにとっても、とてもわかりやすい表現になっているのだと思います。言葉とピッタリとあった絵が子どもたちの興味を高め、面白さを感じるところになっているようです。
③わくわくする展開！
シンプルな絵と言葉で表現される世界には、毎ページ必ず「次はどうなるんだろう？」というわくわく感が持てるように描かれています。期待してページをめくると、きっとそこには想像していなかった世界が。だからこそ、子どもたちもこの絵本に興味を持ち、最後まで楽しく聞き、また読みたいという気持ちになるのだと思います。
「絵本：もこ もこ もこ」の対象年齢は？
オノマトペの言葉遊びを楽しめるようになる１歳児が、個人的には１番おすすめの時期です！言葉も少しずつ出始める時期で、話す、聞く、楽しさがどちらも十分に味わえる絵本なのではないかと思います。しかし、オノマトペの響きがとても気持ちよく、０歳児の赤ちゃんにも、言葉の面白さや言葉への興味を高めるという点においては、とても適している絵本だと思います。
「もこ もこ もこ」はこんな人におすすめ！
①言葉の面白さを感じられる絵本を探している！！
１歳になるけど、発語がみられない、うちの子、言葉が遅れているのかな、、、言葉に関するお悩みのお母さん方は多いと思います。発語は、個人差も大きいため、心配しすぎる必要はありませんが、赤ちゃんのうちから、言葉に対する興味を高めたり、子ども自身が言葉に興味をもつことは、とても良いことだと思います。言葉に対して、良い影響を与えるものの手段のひとつとして、絵本があります。上記にもあるように、この絵本はオノマトペを通して、言葉の面白さや楽しさを教えてくれるとても素敵な絵本です。言葉に興味を持つきっかけとして、とてもおすすめの１冊です！
②想像力を膨らませる絵本を探している！！
この絵本の魅力ひとつは、上記にもあるように、子どもたちのわくわく感を高めてくれるストーリーになっているところです。「次はどうなるんだろう？」という疑問と同時に、子どもたち一人ひとり、それぞれの想像が膨らみます。「もこ」にも「にょき」にも、「ぱちん」にも、どれにも正解はありません。子どもたちと一緒に出てくる不思議なものたちについて考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
私も、この絵本「もこ もこ もこ」の魅力に憑りつかれたひとりです♡読めば読むほど、この絵本の魅力に気づかされること間違いなしです！購入を検討されている皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです！最後まで読んでくださってありがとうございました♡
